【ONE PIECEの泣ける名シーン&考察】アーロンパーク編でルフィがナミに贈った言葉

池袋エリアの店舗運営スタッフ・シロべいです!
前回のブログではワンピースの主人公モンキー・D・ルフィのキャラ紹介をしました!
そして今回はその続編として、シロべいイチオシのルフィのカッコいい名シーンをご紹介したいと思います♪

目次

何回読んでも泣ける名シーン

今回紹介するルフィの名シーンは、麦わらの一味の航海士ナミが一味に加入した『アーロンパーク編』でのルフィとナミのやり取りです。

これは物語のだいぶ初期のシーンではありますが、私がワンピースの中で1番好きなシーンでもあります(前半のほうが泣けるストーリーが多い説ありますよね)。ここは何回読んでも泣けるし、このブログを書くために思い出すだけでも鳥肌が立ちます!ぜひ皆さんにも知ってほしいです!!

ナミを救ったルフィのひと言

まずはこの感動シーンをオリジナルの文章も交えてご紹介します!

強大な力を持つ魚人海賊団に10年間支配され続けているナミの故郷ココヤシ村。そんな村を救うために10歳にして海図を描く能力買われたナミは魚人海賊団船長アーロンと取引をして、アーロンの一味に入る代わりに10憶ベリーで村を買う約束を取り付けた。

しかし、海賊からお金を盗み続け、命を懸けて貯めこんだ9700万ベリーを、あろうことか海軍に押収されてしまった。魚人海賊団の船長アーロンの差し金である。ナミが守りたかった村人たちは10年間我慢した怒りを爆発させ、武器を取り、かなうはずもない魚人海賊団の本拠地へと向かう。

ひとり道端で絶望にくれるナミ。左肩に入ったアーロン一味の証である入れ墨をナイフで何度も刺す。怒りと絶望で涙を流し、声は震えている。

ナミ「アーロン!!アーロン!!アーロン!!!」

そこにルフィが現れる。ナミのナイフを持った右手を無言で止める。ナミは涙ながらに怒りを露わにする。

ナミ「なによ…!!何も知らないくせに…!!!」

ルフィはまるで興味がなさそうに答える。

ルフィ「うん。知らねぇ」

ナミは怒りに満ちた声で続ける。

ナミ「島から出てけって…!!言ったでしょう…!!?」

ルフィ「ああ言われた」

ナミの顔色が変わる。弱々しく涙を流している。

ナミ「ルフィ」「助けて…」

ルフィは自分の麦わら帽子をナミに被せる。ナミはこの帽子を敵に奪われたときに珍しく怒ったルフィのことを思い出す。ルフィは大きく息を吸い込み、全力でナミに答える。

当たり前だ!!!!!

麦わらの一味はアーロンパークへと乗り込む。

考察:ルフィにとっての仲間とは?

このシーンがどうして感動するのか、またそこから見えてくるルフィのキャラクター像を考えてみました!

ナミに寄り添わないルフィ

ルフィは一貫してナミの過去やこの村が置かれた状況に関心を持ちません。紹介したシーンでもそうですが、ほかの場面、例えばナミの姉ノジコが村の過去について語る時にほかのキャラクターが熱心に聞こうとするにも関わらず、ルフィだけは散歩に出かけます。

また、ルフィはナミの口から「助けて」と聞くまでは魚人海賊団と戦うそぶりも見せません。

仲間の窮地に手を差しのべない!?

ルフィがナミの事情に興味がないのはなぜなのか。ワンピース全体を通じて言えることですが、実はルフィが仲間の窮地を察して自ら手を差し出すことは少ないです。

自分の気持ちにしたがって勝手に行動し、結果として仲間を救っているか、仲間から助けて欲しいという気持ちを伝えられてから行動に移すことが多いのです。

ワンピースファンならご存知だと思いますが、エニエスロビー編でのロビン救出の時や、ゾウ編でのワノ国を救いたいモモの助とのやり取りでもそうですよね。

ルフィの頭にある仲間=対等な関係とは?

これらのことを踏まえて、ルフィにとっての「仲間=対等な関係」とはなんでしょうか。

ここからは私の考察にもなりますが、ルフィの考える対等な関係とは、言葉を通じて素直な気持ちを交わし合う関係ではないでしょうか。思ったことは素直に伝え、憶測で判断して相手の気持ちを汲み取ることはせず、仲間の気持ちが言葉となった時にはじめて全力で受け止める。

ルフィの仲間との関係には、一貫してこのような行動原理があるように思えます。

ナミの本音を待ち続けたルフィ

今回紹介したシーンでもナミが絶望的な状況にいることは明らかですが、ナミが強がっている間、ルフィは無関心な姿勢を貫き、素直な気持ちが言葉として出てくるのを待っているかのように描写されています。

そして、ナミの素直な言葉=「助けて」と言われた途端にルフィの様子が変わり、全身全霊でナミの言葉に答えるのです。このルフィの様子の変化は何度読んでも鳥肌が立ちます。

まとめ:ルフィの覚悟

ここまで考察したルフィの仲間との関係構築の原点には、”言葉となって溢れ出た仲間の気持ち”に全力で応えるという覚悟があるように思います。

仲間の気持ちを憶測で判断しない。仲間に助けを求められたら迷わずに全力で応える。どんな状況にも挑む覚悟があるからこそ出来る超シンプルなルフィの生き方。めっちゃカッコ良くないですか!?私もこんな生き方が出来るようになりたいです!!

こんな短いシーンにこれだけたくさんの魅力が詰まっているのがワンピースです!!これが100巻越えですよ!?どんだけ魅力が詰まっていると思いますか??

ぜひたくさんの人にワンピースを読んで欲しいし、ワンピース好きの方と語り合いたいです(笑)。

ワンピースファンの皆さん!ぜひユメオトグループへのご応募お待ちしております!

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

池袋新人スタッフのシロべいです!お寿司とサッカーと昆虫が大好き(^ ^)
『安心出来る環境』で働くことが出来ています!この業界に興味がある方にはユメオトグループを是非知って欲しいです♪

目次
閉じる