「写真と違う?」
こんにちは、五反田エリアの店舗運営スタッフ海野ちゃんです。最近、このワードが頭をよぎる出来事がありました。
都内某所。しゃぶしゃぶを食べたいねと友人と出かけたお店での出来事です。
インスタ映えするしゃぶしゃぶ店へGO!
友人が某グルメサイトで「ここめっちゃよくない?」と送って来てくれたお店が「グリル〇〇〇(仮)」でした。
インスタからでてきたような素敵な写真が並んでいて、売りは黒毛和牛のしゃぶしゃぶがお手頃な価格でいただけるというところ…^^
個室でゆったり落ち着いたご飯を食べられるということで楽しみに伺う事にしました!
お店は飲食店の立ち並ぶビルの一角にありましたが、ふたりで探してもお店の看板がさっぱり見つからないんです。
海野は割とその場所には土地勘があるはずなのにいくら探しても見つからなくて、友人と「あれー?あれー?」と言いながら探していたら、やっと発見。
なぜなかなか見つからなかったかというと、最近できたばかりだという「グリル◯◯◯」。まだお店の看板ができておらず(!!!)
その前に営業してたであろう飲食店の看板の上にペラっと一枚A4用紙に手書きで「グリル◯◯◯」の看板が。
その時点でちょっとおかしいなと思うべきでしたが、友人がせっかくお店を探してくれたということもあり、行ってみようということに。
しかししかし、エレベーターを降り、お店に入ったら、違和感はさらに濃厚に。
しゃぶしゃぶを売りにしてるお店のはずなのに、ココは音楽スタジオ?クラブだったんかい?的な黒壁に配管むき出しの天井。壁にはちょっとやんちゃな人が書いたような落書き。
個室というよりはカーテンで仕切られただけのスペースは、とりあえず急いで仕切り作りました感が否めず、落ち着いたしゃぶしゃぶ店のイメージとはまるでかけ離れていました。
海野、瞬間的に「やばそうだな」と思いましたが、お互いに「お店変えよう」とは言い出せず、席についてしまいました。
ちょっとまって!思ってたのと違うのが来た!
「いや、ちょっとアレだね」
「え、ここしゃぶしゃぶ?」
とか言いながらメニューを見たら、メニューはぜんぶ文字のみ。写真なし。
しゃぶしゃぶはコースのみの提供で、しゃぶしゃぶの前にチキン南蛮や前菜、サラダが出てきてから、鍋の用意をする流れとのこと。
「これしゃぶしゃぶたべる前にお腹いっぱいにさせる作戦なんじゃない?笑」なんて、笑いながら話していましたが、その予感は的中。
多いよー、サラダもチキン南蛮もがっつり多いよーーーーー!
しかも鍋の準備を始めてくれたのはいいものの、しゃぶしゃぶではなく、普通の鍋!
黒毛和牛のはずが、絶対に豚バラなお肉が出され、お肉の3倍くらいあるキャベツともやしがでてきました。
おかわりは最初に提供されたものを食べ終わってからというルールつきで、さすがに友人も苦笑いでした。
もともとしゃぶしゃぶを食べたくて、黒毛和牛のしゃぶしゃぶだと思っていたら普通の居抜き居酒屋のコースで。
しゃぶしゃぶではなく寄せ鍋で、ひとり4,000円はちょっといかんよなと。。。
期待が大きかっただけにショック…!
働いてる人はなんにも悪くないけどこれはリピできない。
これじゃあ、クレームめちゃくちゃ来るだろうなと、そのお店のずさんなところがすごく心配になってしまいました。
こういうお店にあたったってことはネタになるし今日は諦めよう!ってことで、ふたりでもやしたっぷり豚の寄せ鍋を食べ帰路につきました。
せっかく調べて楽しみに行った「グリル〇〇〇」はもう二度と行くことはないお店になってしまいました。
写真をどんなに素敵にしても、実際の商品がかけ離れすぎているとお客さんのダメージはその分大きくなる。
新規のお客さんは続々入ると思うけど、長い目で見たらきっとそのうち経営はしんどくなるんだろうな……ということをひしひしと感じました。
写真の盛り過ぎはよくないですね。みなさん、お店選びは慎重にね。