横浜エリアのドライバー、K.Tです。
大腸検査を受けることに
前回、盲腸になった話をしました。幸いそれほど悪化していなく抗生物質の点滴と飲み薬で治しました。いわゆる薬で散らすってやつですね。
その時に大腸検査もしましょうと言われ、あまり気が進みませんでしたが予約をしたんです。
大量の下剤を飲み、腸のなかの便をすべて出してきれいにし、内視鏡を肛門から突っ込んで大腸のなかを見るんですよね。
当然、前日の夜から断食しなきゃいけませんし、お酒も飲めません。
私は仕事から帰ったら、いろいろつまみながら晩酌するのを何よりも楽しみにしているので、これが出来ないのはつらい。
直前までキャンセルしようか迷いましたが、親父も前に大腸がんになっているので、念のために検査を受けることにしました。
事前に大腸検査のことをネットで調べると、主にポリープが出来ていないか、もし出来ていた場合はそれが良性で切除の必要がないか、放っておくといずれ癌になる可能性があるので切除するのか、などを見るようです。
まぁ、一度見てもらいましょう。
内視鏡の太さにビビります
検査前日、説明書を見ると夜8時以降は食事をとるなと書いてあるのでその通りにします。お酒も何年かぶりに控えました。
そしていよいよ検査当日。
午前11時から検査なので、その6時間前の早朝5時に起きて下剤を飲みます。
容器に入った粉状のものを水で溶いて少しずつ飲みます。全部で2ℓあるので2時間かけて飲むようです。
コップ2杯ほど飲んだところでさっそく便意がきまして、そこからは立て続けにトイレに行きます。
説明書では10回ほど行くと書いてありますが、まさにその通りで4回目ぐらいからはほとんど水のようなものがシャーシャーと出ます。
もういいんじゃないかと思いましたが、一応説明書通り下剤を全部飲み干し、全部で11回トイレに行きました。
便の色も無色透明でバッチリです。
準備も整い、時間が来たので病院へ向かいます。
着いたらすぐに呼ばれて、まずトイレで排便して流さずに色をチェックしますと言われました。恥ずかしいですね。
なんとか最後の便を振り絞って、見てもらうと問題ないということで検査室へ入ります。
すると内視鏡と思わしき器具が用意されていて、その太さにビビります。
人差し指くらいの太さでしょうか。もっと細いものだと思っていました。
続いてお尻のほうがガバッと開いたパンツに履き替えて、横向きでお尻を突き出すように寝ます。
検査を楽に終わらすために静脈麻酔ってやつを打たれます。
台に横になった瞬間、すでに眠かったのですが、麻酔を打ったと思ったらすぐうとうとと寝てしまったようです。
何やらお尻のほうで人の気配がして、何かやってるなぁって思ってるうちに「はい終わりました!」の声。速攻でなにもわからないうちに終わりました。
異物を肛門から挿入されてる感もまったくなし。
もっと苦しんだり、まだ何も入れたことがない肛門に異物を挿入されるので変な声を出してしまうんじゃないかなど、心配してましたが驚くほどあっさり終わりました。
すばらしい腕前の先生でした。
大腸検査の結果
検査後すぐに呼ばれます。
先生と一緒にモニターに映し出された大腸のなかを見ながら説明を受けます。
「ポリープが1つありました」とのこと。大きさは10mmらしいです。
もしポリープが見つかっても取らなくてもいいかなと思っていましたが、先生いわく「取っておきました」とのこと。
えっ、同意してないぞと思いましたが、なにやら予約時の説明のとき、同意書にサインしていたようです。
その後、「2週間後に来てください。3日は飲酒、運動、入浴は控えてください」と言われただけで、ほかは特にくてもいいようです。
ポリープを取ったのにまったく痛みもなく、あっさり終わりホッとしました。
しかし、あとでネットで調べてみると、ポリープも10mmを越えてくると癌化している可能性、またはいずれ癌になる可能性があるみたいですね。
2週間後、切除したポリープの検査結果を聞きに行きましたが、無事癌化しておらず、ただのポリープでした。
また出来る可能性も聞きましたが、それほど気にすることもなく、次の検査は4~5年後でいいんじゃないってことでした。
今回の盲腸は、これにて完治となりました。