【春といえば北海道】ニセコのシンボル・羊蹄山でBC(バックカントリー)スノーボード

システム開発チームの飯豊です。
北海道・ニセコのハイシーズンといえば3~4月、状況によっては5月とも言われているが、3月には天候が落ち着いてくるので、雪山の登山+滑降のために「羊蹄山」と「ニセコアンヌプリ」へ行ってみた。

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真狩マッカリからニセコのシンボル「羊蹄山」へ

4月~5月あたりがハイシーズンだと思っていたが、雪が少なめとか、早く暖かくなって雪がなくなってしまうとかで、今だと3月あたりでちょうど良かったのかな。

雪山のスノーボードBC(バックカントリー)装備でハイクアップするのは、ちょっとつらかった。今まではけっこう我慢出来たが、コロナや加齢で体力が落ちたのか、今回のBC装備での雪山登山は大変だった。これから雪山での下山はシリセード(尻と両足の踵で雪上を滑り降り、ピッケルと踵で制動をかける技術)としようか…。

それか、BCを歩くスキー、緩めのXC(クロスカントリー)スキーでのBCツーリングにしようか…。ツーリング用スキーが欲しい!

北海道の羊蹄山あたりの広大なエリアは、世界最高の雪質と言われ、バックカントリー滑降などをする人たちで賑わっていた。羊蹄山(標高1,898m)はほぼ完全な円錐型で、見た目は富士山にそっくり。羊蹄山の火口底中の一点が、喜茂別町、京極町、倶知安町、真狩村、ニセコ町の境になっている。

とても美しい山容で、眺めているだけではもったいない。やはり登らなくては!

羊蹄山の夏の登山道は倶知安、京極、真狩、喜茂別からのコースがあるが、冬は夏道とは違うコースもあり、コースの選択が増える。今回は人気の高い真狩・羊蹄山自然公園登山口から行くことに。夏道なら4時間くらいで頂上まで登れるが、雪があるので無理のない登りで約6~7時間、ゆっくり滑降で約1時間の予定。

夏に登ると、8合目の標高1600mぐらいまで樹林があって、岩がゴロゴロしているが、雪山だと樹林が雪で埋まっているのか、5合目あたりをすぎた標高1000mくらいから樹林がなく視界が開けた。広大な大地が見渡せて気分がいいけど、ここからは景色が変わらないので、下界の景色はつまらないと言えばつまらない。

しばらくすると、デブリ(雪崩によって堆積した雪)が、あちらこちらに。その後は雪面がフカフカの雪ではなく、氷の塊がゴロゴロといった感じになってきた。ヘタレスノーボーダーなので、氷塊ゴロゴロを見ると楽しい気持ちになれないが、一番安全で楽そうなところへドロップ。

氷塊ゴロゴロ~モナカ雪~ふわふわパウダー~キョロ雪~シャバ雪…、場所によってさまざまな雪の斜面に苦しんだり楽しかったりだった。

ついでに「ニセコアンヌプリ」の北斜面

ニセコアンヌプリへは、BCの装備だけでアイゼンやピッケルなどの雪山登山装備は持たずに出発。

ヒラフの上部リフトから歩いて南峰までは約15分。そこから10分ほど歩いてアンヌプリ頂上へ。リフトを降りてからは、景色を眺めながらゆっくり歩いてもわずか約25分で頂上到達(標高1,308m)。強風だったが、大人気でたくさんの人で賑わっていた。

スノーボードは、『GENTEMSTICK』を担いでいる人がちらほら。以前から欲しかったボードで、かっこいいな~と眺めつつも、もうスノーボードはやらないつもりでいるので、GENTEMは眺めるだけ。

上部の雪は固め。北斜面の広いバーンを滑って、ドライパウダーをかっこ悪く滑り降りて樹林帯へ。ニセコパノラマラインに出たら、ハナゾノのベースセンター方面に向かいゴールというコース。

下山後は『GENTEMSTICK』のショップ&カフェへ

やはり、『GENTEMSTICK』が気になるので、GENTEM CAFE & THE SNOWSURF SHOPへ。

1Fのショップでじっくり30分ほど、板を眺めるだけで楽しんでから(?)、カフェで人気のモナカアイスを頼んだ。山中牧場の牛乳、倶知安のじゃがいもの麦芽糖と卵の牛乳アイスと、自家製あんこをサクサクのモナカ皮でサンド。甘すぎずシンプルな味わいでとても美味しかった。

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この記事を書いた人

手付かずの自然の中で『バックカントリー瞑想』にハマって、生きる力が漲ってきている今日この頃。
山・海・川など自然の世界に溺れることは、心の悩みの解決、潜在能力の開発、創造力の開発にも役立って、日々の仕事も楽しんでいます。

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