【劇伴音楽のススメ~海外編~】仕事やプライベートの作業中に聴くBGMとして最適!

システム開発チームのSasamiです。
最近めっきり冷え込んでいますね。私は東北出身のくせに、寒いのが大の苦手です。1月にあった大寒波の日、朝起きていつものようにシャワーを浴びようと蛇口をひねるもお湯が出ず…。給湯配管の凍結でした。
冷水は出るので、修行僧の水浴びのような状態でシャワーを浴びました。この世の地獄かと思いました(今はお湯も出るようになりました)。

目次

劇伴音楽のススメ

仕事でもプライベートでも何かしらの作業をする際、BGMが必要な方はいますか?

そんな時オススメなのは劇伴音楽です。

劇伴とは、映画やテレビドラマ、演劇、アニメ等の視覚的なコンテンツ作品に合わせて劇中で流れる音楽です。映像作品を彩ることが役割なので、言ってしまえば単なるBGMです。一般的にそこまでフォーカスはされないのかもしれません。

が、私は劇伴音楽が大好きです!なんなら映像作品自体は観たことがないのに、その映像作品の音楽LIVEに赴いたり、音楽だけ聴いて感動して涙するほどです(笑)。

それだけ音楽の影響は偉大で、劇伴の力でその映像作品の評価は大きく左右されると思っています。

今回はそんな劇伴音楽の有名作家(海外編)について語らせてください。

ジョン・ウィリアムズ

まず外せないのはハリウッド映画音楽界の巨匠ジョン・ウィリアムズです(似た名前でジョー・ウィリアムズという有名ジャズシンガーもいて、彼もまた最高なアーティストですが、それはまた別の話)。

御年90歳で、これまでグラミー賞、アカデミー賞などの世界的な音楽賞で数え切れないほどの作品がノミネートされています。名前は知らなくとも、聴けば必ず一度は耳にしたことがあると思います。

手がけた作品は数知れずですが、有名なものでいうと以下が挙げられます。

  • ハリーポッターシリーズ
  • ジュラシックパークシリーズ
  • スターウォーズシリーズ
  • スーパーマン

誰もが知るテーマ曲の数々を生み出した正に名作家です。

ジョン・ウィリアムズの魅力について、音楽を齧っていた身から少し音楽的な話をさせてください。

彼の作品の多くは冒頭で「5度跳躍」という旋律の動きを使っています。「〇度」というのは、鍵盤を見たときに2つの音がいくつ分離れているかを示しています。つまり、最初の音が「ド」だとすると、2つ目の音は「ソ」のように5つ離れた音程に跳躍するということです。

この5度跳躍というのは、ベートーヴェンの「交響曲第9番」などでも使用されており、聴く人をワクワクさせるような効果があります。

これは上記作品のメインテーマにも使われているので、ぜひ一度注意しながら聴いてみて貰えたら嬉しいです。

ハンス・ジマー

こちらも音楽好きであれば、紹介するまでもないのかもしれません。でも好きなのでそんなことは気にしません!

ドイツの作曲家で、彼もまた音楽賞を数多く受賞し、有名な映画作品を手掛けています。代表的な作品として以下が挙げられます。

  • パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ
  • バットマンシリーズ
  • ダ・ヴィンチ・コード
  • ライオン・キング

作品の特徴は、壮大ながらも耳当たりの良いメロディアスなフレーズです。シンセサイザーとオーケストラをミックスさせた特徴的なサウンドは、上記に挙げた作品でも堪能できるかと思います。

個人的な意見を言うと、楽曲の前半はずっと一緒なイメージです(笑)。それはそれでハリウッド映画の”あるある”で、なんだか荘厳で一流映画なんだなぁと思わせてくれます。

ただ、ハリウッド映画でよくあるパーカッションを駆使した緊迫感と疾走感あふれる壮大なサウンドを手掛けたら右に出る者はいないと思っています!

映像作品を観ていて「あ、これハンス・ジマーだ」となるくらい好みのサウンドです。

デイヴィット・ワイズ

最後は特に個人的な思い出全開です。劇伴ではなく、ゲーム音楽作家なのですが、同じBGMという括りで紹介させてください。

「スーパードンキーコング」というゲームは知っていますか?

今でも続いている任天堂の代表的な作品ですが、自分はスーパーファミコンの同作品を幼少期の頃にプレイしていた思い出があります。今見てもそのグラフィックの綺麗さには驚きなのですが、そんなスーパードンキーコングシリーズの音楽を手掛けたのがデイヴィット・ワイズです。

彼の魅力は、作品の舞台であるジャングルを、パーカッシブとアンビエントな雰囲気で表現するだけでなく、ゲーム上で登場する他の地域や環境を反映した多種多様な音楽を作り出せるところです。

なかでも「スーパードンキーコング2」の「タルタルこうざん」というステージの曲は名曲なので必聴です!音楽もよくわかっていない幼少期の自分もこのBGMが好きで、それを聴くために何度も同じステージをプレイしていた記憶があります。

こう思い返してみると、その頃から音楽オタク気質なところがあったんですね(笑)。


普段何気なく耳にしているBGMですが、その背景を知って聴くと、また違ったものが見えてくるかもしれません。

劇伴やサウンドトラックも、今やApple Musicなどの音楽配信サービスで聴ける時代なので、ぜひ一緒に沼にハマりましょう(笑)。

というわけで、次回は日本の作家も語らせてください!

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この記事を書いた人

Sasamiです。音楽活動の傍らアルバイトとして入社したのが始まりでした。しばらく会社を離れていましたが、この度開発チームの一員として舞い戻ってきました。好物はお酒とギターです。

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