おはようございます!こんにちは!こんばんは!池袋エリアの店長、ちいくらです!!
さて、今回もこの業界に入って私が感じたやりがいや嬉しい瞬間を書いていこうと思います!今回は第4弾『面接官編②』!主に「採用」したあとについてです。
過去の【マニュアル化できない究極のサービス業】シリーズはコチラからご覧になってください!
コンセプトに合っているかが重要
前回、不採用になってしまうこともある、それは非常に繊細な言い回しを要するというようなお話をさせていただきましたが、今回は採用の場合はどうなのかを赤裸々に書いていきます!
さまざまな業種がある中で、同一業種でもお客様へのご案内価格帯やコンセプトなんかも店舗によって異なります。
例えば○○学園なんて名前のお店があったとします。どんなにお綺麗でも20代後半の女性が制服を着て、頑張ってキャピキャピ接客していただいても…、さすがに無理がありますよね。
女性もきっと疲れますし、お客様も求めていたイメージと異なればリピートは望めません。あくまでルックスやスタイルだけでなく、コンセプトに合っているかが重要になってまいります。
店舗のコンセプトにぴったり合った女性の場合、面接の目的は不安の解消がメインとなります。顔色や仕草、話し方などから相手の気持ちをしっかり見極めて、優しく接していくのが基本となります。知識さえあれば難易度はそれほど高くありません。その後は成果を出すためのサービス内容を覚えていただく説明に時間を費やせるので、面接官、求職者ともに比較的ノンストレスとも言えますね(^_-)-☆
必ずしも希望店舗へスムーズに入店出来るとは限りません。むしろ他系列店の紹介採用となってしまうケースのほうが多いのではないかと思うくらい頻度は高いです。
紹介採用で最も気を付けなければならないのは、風俗店は怖いというイメージをお持ちの女性が多いことを念頭に置いてご提案するということです。
単純に考えて、いろいろな求人サイトを見て、勇気を出して面接に来てくれたのに「こっちのお店のが○○様に合ってますよ」だけでは不信感を抱かれても仕方ありませんよね。誠意をもって対話の中で、こちらの意向を理解していただけるように、ご提案をしなければなりませんので非常に難易度は高いです。
しかしながら、コンセプトに合わないのに女性の気持ちを尊重しすぎるのも、お互いにとって良いこととは言えないのです。問い合わせがついてこず、貴重なお時間を無駄にしてしまう可能性が高まるため、結果としてその場しのぎにしかなりません。
千里の道も一歩から
我々面接官に求められるのは「女性が目標を達成できる道筋を提案すること」です。もちろん相手の知識や意欲も重要ではありますが、例え言いづらいことであっても適正なアドバイスをしなければいけない場面もあります。厳しいようでも、それが思いやりでもあるのです。
面接採用は目標を達成していただき、卒業まで見守り続けるための最初の一歩でしかありません。しかし千里の道も一歩からなので、今後の人生を左右する大事な一歩と言っても過言ではないと思います。
だからこそ、初めて会った人の悩みも自分のことのように考えることが出来る優しい人が、この業界で成果を出せるのだと私は思っています。
今回も読んでくださいまして、ありがとうございました<m(__)m>
次回は『新人キャスト教育編』に入っていきたいと思います!!