おはようございます!こんにちは!こんばんは!池袋エリアの店長、ちいくらです!!さて、今回もこの業界に入って私が感じたやりがいや、嬉しい瞬間を書いていこうと思います!今回は第6弾『新人キャスト育成編②』、主に「お問い合わせを増やす努力」についてです。
過去の【マニュアル化できない究極のサービス業】シリーズはコチラからご覧になってください!
『出勤追加』の重要性
前回、実際に行なっていただくサービス内容の初期教育に関して書きましたが、あくまでお呼びがかからなければ実践する機会はありません。今回は『出勤追加』に関してです!ご予約が安定して入るために、どのような努力が必要かという部分について書いていきます。
当グループはシステムが充実しているので、出勤の追加なども専用のツールを使って行なうことが出来ます。女性がいつでも出勤を追加したり変更したりできるのですが、出勤してくださっている女性の生活背景はそれぞれで、専業の方もいれば昼は正社員で働いている方、学生さん、主婦など、出勤可能な時間帯は異なります。
もちろん、お客様も自由に行動できる時間はそれぞれです。あらかじめ予定を立てないとご予約も出来ません。だからこそ、お客様が予定を立てやすいように先々の出勤日を出しておくのです。事前にスケジュールががわかることで、「○日はこの子と遊べたらいいな」という候補にやっと入れるのです。
女性のシフト管理は最重要業務
ご予約は6日前から出来るので、出勤日の前日に出勤を追加した場合は事前予約の恩恵を5日分失ったことになってしまいます。池袋店における事前予約の割合は約7割、残りの3割が当日のお問い合わせとなります。つまり早めに予定を出していないと不利になってしまうのです。このことを初期段階でしっかりと女性に伝えなければなりません。
もちろん事前に出勤日を確定させることの重要性を理解していたとしても、女性にとってはあくまで副業なので、自発的に事前の出勤追加を継続して行なってくれるとは限りません。うっかり忘れてしまったり、提出済みだと勘違いしたまま当日を迎えてしまったりする場合もあります。
現場で働くスタッフは、常に女性のシフト管理をする必要があります。追加を促進することが業績に直結する最重要業務なのです。
ヘルス在籍のMさんの場合
実際にあった事例をひとつご紹介しましょう。
ヘルス在籍のMさん、年齢は20代半ば。昼はアパレル業種で働いていて、ヘルスは2年くらいの長期在籍女性。マイペースですぐに忘れちゃう天然な性格の方です。
そういったゆるふわな性格がお客様からも高評価なのですが、いかんせん、こちらが「次回出勤出てないよ」と言わないと、次回出勤日未定になってしまう女性だったのです。しかし、あることをきっかけに出勤提出が安定しました。
簡単な話です。もともとゲームが大好きな女性だったので、ゲームの話をしている時に「じゃあ、今後はちいくらと顔を合わせた時に出勤残り日数が2日以下だったら、Mさんの負けね」というゲーム感覚での約束事をしただけです。
それ以降、ほかのスタッフに「今日ちいくらさんいる?やばい来るまでに出勤追加しなきゃ」などの発言(ちょっとひどい)もあり…。でも、たったこれだけで今も次回出勤日を意識し、自発的に出勤を追加してくれるようになったのです。
もちろん、うっかり忘れている時は「うわ、次回未定じゃん、負けー」といじってみたり、継続している時は「継続して偉いね、ありがとう」と感謝を伝えたりしてます。女性によってアプローチ次第で響き方も変わります。最初に説明したからそれでおしまいではなく、在籍中、卒業するまで常に監督していくことがとても大事なのです。
どうやったら伝わるかなと、工夫することもこのお仕事の醍醐味です。だからこそ面倒見のいいお兄ちゃんタイプの方にとっては、きっと天職だと思います。
『出勤追加』だけでいっぱい書いてしまったので、次回は『写メ日記』に関して書いてみます。