横浜エリアドライバーK.Tです。
3回にわたってカーオーディオについて語ってきましたが、今回はその総括など。
過去の記事はコチラ↓↓↓
【プリウスのオーディオ改造DIY講座】いろいろ試して音の変化を感じられるのが面白い
【プリウスのオーディオ改造DIY講座②】バッフル交換だけで音の飛びや立体感が変わる
【プリウスのオーディオ改造DIY講座③】調整を重ねて自分の好みの素晴らしい音に!
自己流だけどいい音に仕上がっているはず
ここまでさんざんいい音を知ってるように書いてきましたが、私の音作りはまったくの自己流で、今までオフ会やコンテストの類には参加したことがありません。いい音に仕上がっているとは思いますが、コンテスト基準だとダメダメかもしれない。
位相が合ってないとか、定在波がどーのこーのとか、あまり気にしませんっていうか、この辺を調整する腕はないです。
過去にショップのデモカーの音は何台か聴かせてもらいましたが、私のもそう引けを取らないなと感じましたし、良い線いってるんじゃないかと自己満足してます。
ここからは長年カーオーディオをいじってきて思うところを語っていきます。あくまでも私の個人的な感想ですが。
一番音の違いが出るのがスピーカー
ヘッドユニットに関しては純正で付いてれば、それを活用するのがいいかと思ってます。必要とする入出力端子や調整機能がなければ、その機能を搭載した機種に変えるか、デジタルプロセッサーを足す感じで。
メーカーによりヘッドユニットの音色に違いがあるように言われてますが、デジタル信号を読み取ってアナログに変換して送り出すだけですから、違いなんて感じません。デジタル/アナログコンバーターの品質の違いで、音に差が出るともいいますが、違いが聴き分けられるほどあるのかどうか…。
外部アンプも同じで、ヘッドユニットから送られてきた信号を増幅するだけなので、メーカーごとに音に違いがあったとしたらはおかしな話です。
アンプの技術なんて、とっくの昔に行きつくところまで行って完成してしまってるので、必要な能力を搭載したちゃんとしたメーカーのものを買えばどれでもいいでしょう。
スピーカーケーブルやRCAケーブルなども安物で十分、音に違いなんてありません。ただし電源ケーブルは必要な電流の量に合った太さにしましょう。
一番音の違いが出るのがスピーカーです。視聴しまくって好みの音を探しましょう。
値段に比例して音質も良くなっていきます。が、1万円から3万円、3万円から6万円、この辺のグレードアップはお金をかけた分、良くなったと体感しますが、10万円超えたあたりになってくると、わずかな違いになってくる気がします。
ちなみに私のスピーカーは6万円ぐらいです。あとは取り付けと調整で頑張ってください。
音楽メディアですが、私はCDを音源に音楽を聴いてます。今時はDAP(デジタルオーディオプレーター)やスマホにダウンロードした音楽を聴くのが主流になりつつありますね。カーオーディオでもこれらを音源に、ヘッドユニットへAUXやUSB接続、またはBluetoothで飛ばして聴くんですね。
当然、これに対応したヘッドユニットが必要になってきます。なので最近ではCDプレーヤーすら付いてないDAPの操作盤としてのヘッドユニット、DA(ディスプレイオーディオ)が主流になりつつあります。
私は頑固にCD派ですが、そのうち車載用のCDプレーヤーはなくなるかもしれませんね。
次はアナログで追い込んでみたいです
今の車ではこのシステムで満足していますが、次に車を乗り替えたら違うシステムも考えてます。
今のシステムだと、ヘッドユニットで読み取ったデジタル信号をアナログに変換し、ヘッドユニット内蔵のアンプで増幅されてデジタルプロセッサーへ入力。プロセッサー内部でダウンコンバートし、デジタルに戻して調整し、またアナログに戻して出力という形になってます。
何度もフィルターを通すので、ここでの音質の劣化が予想されます。まぁ、実際どの程度劣化してるかはわかりませんが、なるべくなら最初に読み取った信号を、余計な変換やフィルターを通さず新鮮なまま外部アンプに入力したい。
なのでヘッドユニットにデジタル出力が付いていて、デジタル信号のままデジタルプロセッサーに入力出来るのが理想です。もっと言えば、デジタルプロセッサーも使わず、クロスオーバーネットワークもアナログで組んでみたいですね。
要はデジタルプロセッサーが世に出る前の昔のシステムのまんまってことですね。このほうが音は新鮮でいいはずです。ただ調整はめちゃくちゃ難しいでしょう。
結局、最後はスピーカーが空気を振動させて音を出すのです。オーディオって調整は便利になりましたが、そのほかは何年も進化してないってことです。
便利さのデジタルを取るか、音質のアナログで勝負かって感じですかね。今後はアナログで追い込んでみたいです。
最後に、この素晴らしい音、ほとんどの人はまったく興味ないです。キャストさんたちにも何回か聴かせたことがありますが…、まったく興味を示しません。
人を乗せた時はほどほどにして、ひとりの時に楽しみましょう。