少し早いですが、あけましておめでとうございます。横浜エリアドライバーのK.Tです。
音楽は良い音で聴きたい
私が日々の仕事で使っているのは30系プリウスです。中古車ですが、去年購入しました。
そんな愛車プリウス号ですが、純正オーディオでは満足できず、少々いじっています。
18歳で車に乗り出してから14台ほど乗り変えていますが、すべてオーディオはいじってきました。
良い音で音楽を聴きくと気持ちいいんですよね。ストレス発散にもなります。
オーディオ機器の取り付けですが、これがめちゃくちゃ大変でして…。いろんなところのパネルを外したり、配線を通したり、まず一筋縄ではいきません。
今まではだいたいカー用品店で機材を買い、そのまま配線、取り付けは工賃をお支払いしてお願いしてました。面倒くさいですからね。
その後、自分でデットニングしたりサブウーファーを取り付けたり、手を加えて半DIYで楽しんでました。
しかし1台前に乗っていた20系プリウスから、すべて自分で配線、取り付けをしています。
これがやってみると、やっぱりめちゃくちゃ大変なんですが、ものすごく楽しい。いろいろ試しながら音の変化を感じられて面白いですね。
今はネットで調べればパネルの外し方や配線の通し方、良い音のヒントがたくさん出てます。
ここで気を付けなければいけないのが、オーディオの世界はいろんなオカルトがあふれているということ。
こういう取り付けで音が良くなるとか、高級配線に変えると音が良くなるとか…。それはもう非科学的なことがたくさん語られています。
これらオカルトに惑わされないのも大事ですが、まぁひと通り経験しないとわからない部分もあるんじゃないでしょうか。
私ももう30年以上オーディオいじくってますから、過去には高い配線や機材を買ったり、無駄なデットニングをしたり、ずいぶんお金をかけてきました。
今ではどこに手間を掛ければ音が良くなるか、だいぶわかってきた気がします。そんなにお金をかけなくても十分いい音してます。
カロッツェリア「DEQ-1000A」
プリウス号ですが、購入時にメーカーオプションのナビゲーションシステムが付いてました。ヘッドユニットはこれをこのまま使います。調べたところパイオニア製ですね。これで十分でしょう。
出力は前後スピーカー用の線しかないので、フロントスピーカー用のコードをデジタルプロセッサーにつなぎます。
カロッツェリアの「DEQ-1000A」と言うプロセッサーです。値段も安く、とても良い製品ですが、もう生産終了してしまいましたね。
このプロセッサーを通して信号を高音、中~低音、サブウーファー用に振り分けます。
振り分けた信号を、それぞれRCAケーブルでパワーアンプに送り、信号を増幅します。
アルパイン製アンプ
アンプはアルパイン製「MRV-F345」です。今では省電力で鳴らせるデジタルアンプが主流ですが、この電気をたくさん食うAB級アンプを使います。
音はまだまだこちらに軍配が上がります、というのは建前で…。新しいアンプを買うお金がもったいないからです。購入は16~17年前だったと記憶してますが、まだまだ使えます。
高音用のスピーカーはこちらもアルパイン製「DLX-F30T」。ツイーターって言いますね。こんな感じて取り付けます。
中~低音用スピーカーのウーファーは同じくアルパイン製「DLX-F17W」です。ドアの純正スピーカーの位置に取り付けます。
このウーファーの取り付けが、いい音で鳴らすには一番大事です。ほとんどの帯域はこのドアスピーカーから出ますから。
スピーカーって普通、四角い木の箱に取り付けられて売ってますよね。スピーカーは前から音が出ていると同時に裏側からも同じように音が出ています。
これを前から出ている音を邪魔しないように閉じ込めてるんですね。エンクロージャーって言います。メーカーの頭のいい人がいろいろ計算し、設計して作っています。
しかし、カー用はスピーカーユニットむき出しで、未完成品のまま売っています。これをドアに取り付けるわけです。
ドアの鉄板ではエンクロージャーになりませんので、裏側から出てる音を表に回らないようにしなければなりません。
また、スピーカーで音を出すと、スピーカーコーンが激しく動きますのでドア全体や内張が共振します。音が濁りますから、これらを抑えるのも必要です。
制振材を張ったり、吸音材を詰めたり、拡散材を張ったり、ドアの鉄板に大きく空いているサービスホールを塞いだり塞がなかったり…。
スピーカーが性能をフルに発揮できるよう、音を聞きながら何度も何度もやり直します。これがデットニングですね。
あとはスピーカーの土台となるバッフルってやつが重要なんですが、長くなってきたので、続きは次回にしたいと思います。