【行って良かったアート展2022】絵画から現代アート、造形美術に写真、映画まで!

システム開発チームの飯豊です。
今年、行ってみて良かったアート展。

目次

ゲルハルト・リヒター展

最近、一番良かったのは現代最高峰と目されるアートの巨匠、ゲルハルト・リヒターの個展(東京国立近代美術館)でのキャリアの総覧。

60年に及ぶ画業の122点を鑑賞。特にフォト・ペインティングやアブストラクト・ペインティングなど圧倒的な「絵画表現」を直に鑑賞できたことが良かった。

作品に関しては事前に学習して、美術館では音声ガイドを借りてみたが難解。。。

帰りにハードカバー本の「Wald (Forest) 」を買いたかったが、販売していなかったのが残念。

ゲルハルト・リヒター展

浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA

3年ぶりの浅間国際フォトフェスティバル。2022のテーマは「Mirrors & Windows(鏡と窓)」。

写真という「窓」を通して外の世界を覗いてみる。自分を観察するために写真を「鏡」のように用いてみる。「鏡」と「窓」とは、写真の本質と可能性を示唆するもの。というテーマのようだ。

今回は「測量|山」で第46回「木村伊兵衛写真賞」を受賞した吉田志穂が、浅間山を撮り下ろした新作を展示するということで、それが一番の目当てだった。

また、メインスポンサーのグッチが「Portrait of New Gentlemen」と題し、有名作家7人が現代のジェントルマン7名を撮りおろしたポートレイト写真の特別展示もあったが、印象的だったのは写真家・大杉隼平がLEICAで捉えた旅を主題とした作品群だった。

浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA

瀬戸内国際芸術祭2022

2010年から3年に1回開催されてきた「瀬戸内国際芸術祭」の5回目がやってきた。

香川県と岡山県の間の瀬戸内海の島々12島と、フェリーの出発拠点である高松港、宇野港の2会場を合わせた計14会場。春夏秋の3会期に分けて開催され、33もの国や地域から184組のアーティストが参加。新旧作を合わせた作品総数214点、見ごたえあり。

今年からアプリが出来て、作品への経路探索や作品説明もあり、紙のチケットを持たなくて良くなったのが便利だった。

コロナ禍で開催される今回は海外アーティストが来日ができず、海外アーティストの作品は瀬戸内現地スタッフとのオンライン・コミュニケーションによって制作されたらしい。コロナ禍でも実現可能な新しい今のやり方で開催にこぎつけたことも非常にすばらしかった。

瀬戸内国際芸術祭2022

大地の芸術祭 越後妻有 2022

2000年から始まった大地の芸術祭は、コロナ禍での1年の延期を経て今年で8回目の「越後妻有 大地の芸術祭 2022」。

今までは夏のみに開催していたが、今回は4月から11月にかけて145日間も開催され、夏から秋にかけて作品も増えるので季節ごとに行ってみても良い。

新潟県十日町市と津南町の広大な地域で開催。常設210点に新作123点を追加して展示されるアート作品を観るには車がないと不便だ。

また、リニューアルされた十日町エリアの越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)は常設展示作品も多く入れ替えられている。エリアを再構成してパワーアップされた松代エリアのまつだい「農舞台」フィールドミュージアムは特に見逃せない。

もう22年目になるのに、訪れるたびに新しい感動で楽しませてくれる越後妻有。これからもずっと続いてほしい芸術祭。

大地の芸術祭 越後妻有 2022

この夏はトリュフォーを観まくった!

アート展ではないですが、「生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険」は休日の過ごし方を最高にしてくれました。

愛を求め、愛に生きたフランスの伝説的名匠トリュフォーの特集上映。スリラー、ロマンス、喜劇、バラエティに富んだたくさんの代表作で『人間性とはパッションである』を楽しめた(数本は4K デジタルリマスター版)。

見逃した映画もアンコール上映で観れるかな。

生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険

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この記事を書いた人

手付かずの自然の中で『バックカントリー瞑想』にハマって、生きる力が漲ってきている今日この頃。
山・海・川など自然の世界に溺れることは、心の悩みの解決、潜在能力の開発、創造力の開発にも役立って、日々の仕事も楽しんでいます。

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