こんにちは。横浜エリア店長の田中です。今でも続く私の趣味の一つ「格闘技観戦」について紹介します。
プロレス観戦
一番最初にTVで見た全日本プロレスの試合が、当時小学生低学年の私には衝撃的でした。
1977年12月の試合「ザ・ファンクスVSブッチャー/シーク」で起きた惨劇です。
悪役レスラーの代名詞的存在であったアブドーラ・ザ・ブッチャーが、人気レスラーであるテリーファンクの右腕をフォークで刺すという、プロレス史に刻まれる凶行。
もちろん当時の私はプロレスがショービジネスであることなどは知る由もなく、ただただ唖然。。そこからプロレスというものに夢中になっていきました。
もっとも夢中になっていたのは中学生くらいから見始めた新日本プロレスです。
タイガーマスクの空中殺法に魅せられ、アントニオ猪木のストロングスタイルに憧れ、ハルクホーガンやスタンハンセン等の大型外国人レスラーのパワーに驚かされました。
やがてテレビ観戦だけでは飽き足らず、お小遣いを貯めて会場に足を運ぶようになりました。
会場入りしてくるレスラーを撮影していた私に、カメラごとド突いてきたハルクホーガン!宿泊ホテルで出待ちをしていた私にサーベルを向けて追い回してきたタイガージェットシン!今となっては良い思い出です。
宮城県スポーツセンターで行われた第一回IWGPトーナメントも会場まで足を運びましたが、一番安い立見席(確か1,500円だったかと)だったので試合はほぼ見えなかった記憶があります。。
部屋中にレスラーのポスターを貼って、週刊プロレスを購読して中学生なりに満喫していましたね。「プロレスこそ最強の格闘技」だと中高生だった私は信じて止みませんでした。
総合格闘技観戦
小学生のころから続く私の格闘技観戦。プロレスだけでなく総合格闘技にも夢中になりました。
総合格闘技は団体が乱立し統廃合も繰り返され、皆がよく知る「PRIDE」へと流れていきます。
400戦無敗のヒクソングレイシーVS高田延彦がPRIDE1で行われましたが、プロレスラーの高田延彦が1ラウンド5分足らずで負けてしまい、プロレス最強神話が崩壊してしまったのです。
同じカードはその後も再度PRIDE4で行われましたが、またしても高田が敗北。リアルファイトである総合格闘技の人気が爆発していくことになります。
地上波の放送はもちろんリアルタイムで視聴&録画。DVDは全てレンタルして何度も見返し。購入したDVDもありました。
プロレスがバックボーンになっている選手の試合はどうしてもショー的な要素を多少なりとも感じてしまいますが、それはそれでまた面白かったり。
高山善廣VSドンフライは相当面白かったですね。プロレスの試合ではほぼ見られないような打撃による「失神KO」、「絞め技」「関節技」によるタップは、もはや芸術の域に感じてしまいます。
体格に勝る外国人選手の活躍が目立ちがちですが、線の細い日本人選手が活躍している試合を見るのもまた一興です。青木真也選手や美濃輪育久選手などが該当しますかね。
身体がでかければ勝てるわけではないということを実証してくれる貴重な日本人選手でした。
現在はRIZINがメジャーな団体ですが、総合格闘技は地下の団体が数多く存在しているので、そろそろ地下格闘技のほうも覗いてみようかと思っております。