ご無沙汰しております。マーケティング事業部のsimeと申します。
お絵描きAIツールを試してみた
AI、ディープラーニングが世界を変えると言われるようになって、しばらく経ちましたが、ここにきてようやく実社会でも目に見えて活用されるようになってきたように思います。
そういえば10年後、AIの躍進によって雇用が失われる職業として挙げられていた事務とか受付の仕事も、案外残りそうですね。20年、30年後はわかりませんが…。
むしろどれだけAIが進歩しても残ると言われていたクリエイティブ系の職業のほうが先になくなりそうな気配も。もちろん完全に消滅するわけではないけれど、その形態はAIの導入によって大きく変わりそうです。
そのひとつとして顕著なのがイラストレーターです。本気を出したAIのクオリティは人間と同等か、それ以上です。まぁAIに本気を出させるのが大変なんですが…。
そこまで本気ではなくても、文章から画像を自動生成してくれるAIツールさえあれば、誰でも絵師になれるということで、絵心はまったくありませんがチャレンジしてみました。
今回使用するのは『Craiyon (Formerly DALL-E Mini)』。もっと高性能はソフトもあるにはあるけれど、有料だったり、会員登録が必要だったり、1日何枚までとか制限があるものが多いなか、この『Craiyon (Formerly DALL-E Mini) 』は完全無料で登録不要、なおかつ枚数も無制限という素人がお試しで使うのはもってこいのソフトとなっております。
というわけで、まずは軽くジャブのつもりでシンプルに「ネコ」で生成してみました。結果はコチラ↓↓↓
完全に間違っているとまでは言えないけど、そっちのネコじゃあないんだなぁ。
参考までに「CAT]でも生成してみました。
英語だとそこそこちゃんとしたネコが生まれました。AIが学習してきた日本のイメージ、少し間違っているかもしれませんね。
「ユメオトで働く」で画像生成
さぁ、ここからが本番です。まず「ユメオトで働く」で小手調べ。
そうじゃない。ちょっとAIがどういう気持ちで、何を思ってこの画像を作ったのか、まったく理解できません。
理解できないなりに、どのように修正すべきか検討した結果、”楽しさ”足りていないと判断。どうせ働くなら、やっぱり楽しいほうがいいに決まっているので、「ユメオトで楽しく働く」に変更し、再度ドローイング。
だいぶ楽しくなってきたような気もします。でもまだ何かが足りていないような…。何かどころかたくさん足りていないので、まずは”お金”要素を追加して「ユメオトグループで楽しく働いて給料アップ」と入力。
給料がアップした感をあまり感じられない仕上がりだったため、今度は”やりがい”を重視して、「ユメオトグループで働いてやりがいを見いだした」と入力してみます。
期待していたのとだいぶ違う。なぜアクセサリー売り場っぽい画像が多いのか?絶対、AIが何かを勘違いしていますよね。中央右なんてトイレ中だし…。
日本語には対応していないのかも?
今さらですがここにきて、もしかすると日本語にはやんわりとしか対応していないのでは?との疑問がわいてきました。本当は「ネコ」と「CAT」の時点でうすうす気づいてましたが、ここからは英語で入力してみます。
「ユメオトグループで楽しく働いて給料アップ」を英訳して「Enjoy working for the Yumeoto Group and get paid more!」で再チャレンジ。
なぜかロゴマークらしきものが…。ちょっとどういう意味なのか謎ですが、深く考えても無駄そうなのでスルーします。
続いて「ユメオトグループで働いてやりがいを見いだした」を英訳して「I found it rewarding to work for the Yumeoto Group.」と入力。
なんとなくではありますが、表彰されているムードなので、それなりにやりがいも感じているんじゃないかと思われます。
次に求人ブログを意識して「あなたもユメオトグループで働いてみませんか?」を英訳した「Would you like to work for the Yumeoto Group?」でドローイング開始!
AIのくせに結構、渋い線をついてきました。そしてメガネ率が高い。まあ年齢不問なので別に間違ってはいないと思いますが、ちょっと疲れてるところが引っ掛かりますね。
そこで「あなたもユメオトグループで元気いっぱいに働いてみませんか?」と、元気成分をプラスしてみました。ちなみに翻訳し忘れて日本語で入力しちゃいました。
上段中央の玉子?餅?みたいのが気になりますが、だいぶフレッシュになったのではないでしょうか。
最後に当ブログのトップにある格言「関わる全ての人を幸せにしたい」を英訳した「We want to make everyone involved happy.」で締めくくろうと思います。
これはもう完全に、幸せにする気満々ですね。幸せすぎて怖くなりますが、AIの頑張りは伝わってきました。
多少強引ではありますが、画像自動生成AIツールの可能性は伝わったかと思います。
まだまだ問題点は多いですが、今回使用した画像自動生成AIツールはあくまでも無料のお試し用であって、もっと精度の高い画像自動生成AIツールもたくさんあります。
気になった方は、ちょっと試してみるのも面白いのでは。ただし1枚の画像を生成するのに、およそ1~2分かかります。待ってる間、結構暇だし、気づくと時間がすごい経っているので要注意です。
それでは、またそのうち!