いかなる問題も“KPT”を回すことが解決への近道だ

システム開発チームの飯豊です。

この時期は野生動物を狙った狩猟の季節で、温かい野生動物・獣のジビエ料理で活力や性力を高めるときです。

山で雪が積もれば、雪山を登ったり滑ってみたりと、とにかく休日も充実する季節でもあります。

仕事も休みも忙しくなりますが、ただ慌ただしく物事に取り組んだり活動するだけでなく、何よりも心身の体調管理、そして計画・振り返りが重要です。

目次

2023年 山岳遭難は過去最多

昨年は山に関するニュースが多いような気がしました。山岳遭難は、おととしの2022年で3506人。昨年はそれを超える勢いで遭難者が増加したようです。

2023年は、富士山だけで遭難者数66人以上ということです。登山、山菜・茸採り、渓流釣りだけでなく、観光でのちょっとした山歩きでの遭難者も増加。

2024年に入ってからも、雪山登山や山スキーなどでの遭難者は増えそうです。

2023年 クマの出没・目撃件数も過去最多

2023年は、クマが多く出没することも問題になっていました。

クマ肉を食べるのは大好きですが、クマにはできるだけ会いたくないです。怖いので。

2023年の春から低地でのクマの目撃件数が多く、幹線道路、駅近、住宅地、ショッピングセンター、小学校のグラウンドなど人の生活圏にまで出没していることが報道されていて、特に出没が多い秋田県は、2016年度までクマの推定生息数は1000頭前後としていましたが、2020年度の推定生息数は4400頭に。

生息数を誤って推定していたのか、クマの繁殖力が凄いのか。。

秋田県でのクマの捕獲数は、2008年度の46件だったが、2019年度は533件と10倍以上になっている。

全国のクマの捕獲数も増加していて、2019年度あたりまでの10年で約2倍に増えているらしい。

東京では、若い人たち(女性も)が狩猟免許を取得する数がとても増えているようだが、狩猟免許を取得するだけで、実際に猟をする人や狩猟免許(有効期間3年間)を更新する人は多くないとも聞きます。

クマやイノシシなど野生動物による農作物の被害は深刻で、野生動物たちの被害から農家、農産物も守る取り組みは待ったなしの状況。

野生動物の捕獲や駆除の案件も増える中、猟師さんたちが高齢化または減少していて、ここでも人手不足の問題があるんですね。

KPT: 仕事も遊びも振り返りは重要

仕事はもちろん、狩猟でも山岳遭難でも野生動物問題の解決プロジェクトでもKPT

ただ、淡々と日々の業務をこなしていだけではなく、振り返って、結果を確認するとか業務を改善したりということも大事ですよね。

振り返りには、KPTが便利です。KPT(Keep・Problem・Try)とは、現状を整理して、今後の行動していくことを決めるための振り返りフレームワークです。

現在の私は、ITシステム開発や、LLM、ChatGPTなどを利用したジェネレーティブAIアプリ開発のプロジェクトに関わっています。

プロジェクトの成果を出すために、Keep(良かったこと・継続すること)、Problem(悪かったこと・直すこと)、Try(改善・解決に挑戦していくこと)を検討・決定し、定期的に連続して行って継続していくことが、非常に大事になっていきます。

このKPT振り返りフレームワークは定期的に継続していくことが重要です。

KPTは、仕事で抱えるプロジェクトだけではなく、狩猟でも山岳アクティビティでも、様々なプロジェクトに活用できるお手軽なフレームワークです。

 

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この記事を書いた人

手付かずの自然の中で『バックカントリー瞑想』にハマって、生きる力が漲ってきている今日この頃。
山・海・川など自然の世界に溺れることは、心の悩みの解決、潜在能力の開発、創造力の開発にも役立って、日々の仕事も楽しんでいます。

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