システム開発チームのSasamiです。
最近、SNSを見ていて「なんでこのジャンルばっかり出てくるんだ?」と思うことがありました。 特に気になったのが、都市伝説や陰謀論系の動画。
私はオカルトは好きですが、もちろん陰謀論者ではありません。笑
専門家ではありませんが、日々システム開発に携わっている立場として、「ああ、アルゴリズムの癖が出てるな」と感じるところがあったので、今回ゆるく書いてみることにしました。
難しい話ではなく、普段SNSを触る中で自然と起きている“おすすめが偏る理由”についての話です。
SNSは「あなたが反応したもの」を優先する

SNSのアルゴリズムは、とてもシンプルです。 反応したもの=興味があるものと判断する仕組みになっています。
ちょっと長く見た、なんとなくいいねした等… こういう“たまたまの反応”でも、アルゴリズムはすぐに勘違いします。
「もっとこれ見たいんでしょ?」
私も夜中に1本だけ都市伝説動画を見たら、翌朝にはおすすめ欄がそのジャンルで埋め尽くされていることがありました。 これはわりと誰でもある経験だと思います。
似た内容が続くのは「仕様」

SNSで一度見たジャンルが続けて出てくるのは、あなたが偏っているわけではなく、アルゴリズムの仕様です。
プラットフォームは「長く見た」「反応した」コンテンツを優先して表示する仕組みになっています。
そのため、都市伝説 → オカルト → 歴史ミステリー…と、関連ジャンルの旅が始まりやすいです。
この状態はよく“フィルターバブル”とか“エコーチェンバー”と呼ばれていて、良くも悪くも「自分が興味を持った世界の音だけが反響し続ける」ようなものです。
つまり、似た内容が続くのは偏りではなく、アルゴリズムがあなたの興味を“最適化”しているだけなのです。
冷静な反論は伸びにくい

その一方で、落ち着いた内容や反論系の動画は、アルゴリズム的にどうしても伸びにくい傾向があります。
理由はとてもシンプルで、冷静な解説 → 感情的な反応が少ない → エンゲージメントが低い → 表示されにくいという流れが起きてしまうからです。
アルゴリズムは「多くの人が反応したかどうか」だけを判断材料にしているので、視聴者を驚かせる・怒らせる・笑わせるような刺激の強いコンテンツほど広がりやすいのです。
逆に、丁寧に情報を整理したり、誤解を解こうとする冷静な動画は、視聴者が“強く反応しない”ため、埋もれやすくなります。
これはなにも都市伝説や陰謀論だけの話ではありません。
エンタメ業界でも、風俗業界でも、ニュースメディアでもまったく同じ構造が起きています。刺激的なタイトルや過激な主張が注目を集め、冷静な解説や慎重な意見は見つかりにくい。
つまり、「真面目な情報が伸びない」のは質が低いからではなく、アルゴリズムが“感情の動き”を重視している結果にすぎないんですよね。
SNSは“鏡”だと思うとちょっと面白い
結局のところ、陰謀論が目立つのも、ゲーム実況が増えるのも、料理動画ばかりになるのも… 全部アルゴリズムの仕様どおりの動きです。
私自身、たまたま深夜に都市伝説動画を見ただけで世界観が変わったかのようにおすすめが染まったことがありますが、アルゴリズム的には“正しい動き”です。
こうしてSNSは、自分の興味をちょっと誇張して見せてきます。
なので「なぜこれが表示されてるんだろう?」と考えてみると、逆にSNSとの付き合い方がラクになるし、ちょっと面白く感じられるかもしれません。
情報とどう向き合うかは自分次第。偏りに流されず上手に楽しむためには、正しい取捨選択を意識することが大事ですね。




