五反田エリアの店舗運営スタッフわがまま猫太です。
前回のブログに2024年初のブログは「この会社を選んだ理由を書く」と言ったので、それを書こうと思う。
私は現在48歳だか、この会社に入ったのは46歳のころ。若い頃は年齢のせいでやりたい仕事ができないことや、年齢で面接すらしてくれないってことなど信じられなかったが、当時46歳の私はそれを身をもって経験することになった…
応募総数20社。中にはあの有名企業も……
この会社を受けるまでに自分なりに色々考えて何社か履歴書を送ったり、応募してみたが、ことごとく落ちた。20社近く応募したと思う。
その中には誰もが一度は聞いたことのある某大手毛髪サロンもあった。何故そこを選んだのかというと、私の周りにはその手の業種の客になり得る人材が山程いるからだ。
男も女も歳を重ねれば薄毛に悩まされる。そんな悩みを抱える知人が身近に沢山いる様な年齢になると、他人事とは思えないのだ。そんな気持ちに寄り添える、そして何よりも、そんな悩みを持つお客様は私位のババァは適人なのである。
もし、禿げを気にする人が来店して、若くて可愛いおねぇちゃんが受付やカウンセラーでいたらどうだろうか?
私が客の立場なら絶対に嫌だ! そこに通って、若くて可愛いおねぇちゃんの前に出ても恥ずかしくない自分になりたくてそこに行ったのに、治療前から恥をかくのは嫌に決まってる。と思い、私くらいのババァの方が安心感もあるし、恥ずかしくないだろうと思った。
その熱意も履歴書に記載したが、面接にすら行き着かず、落ちたのだ…ショボン(泣)ここは絶対に受かるだろうと思ったのに、とてもショックだった。
年齢で断られる事ばかり…挫折どころではない。だって会ってもくれないで落とされるって何なのよ! って感じ。
でも私は、私を雇わない会社は絶対にそのうち潰れるだろうと思ってる。私は何の才能も技術も無いけど、それ以外の取り柄がある。その取り柄は数え切れない(笑)その代わり、短所も数え切れないが…
とにかく私は雇い主に私を雇って後悔はさせないという気持ちで溢れている。だから私を雇わない会社は見る目が無いと本当に思っている。(私は結構おめでたい)
そうだ、風俗業界があるじゃないか
そんなこんなで全く働き口が決まらない時に、この業界の事を思い出したのだ。昔少しだけ風俗店の内勤していた。でももう15年近く前の話。この業界なら、こんな私でもまだ雇ってもらえるかな…って思ったのだ。
そして、私はユメオトグループを含め3社に絞った。
そのうち1社は面接もしなかった。なぜなら、「スーツ着用でないと面接しない」の一点張りだったからだ。私はスーツなんて持ってない。もし受からなかったら買ったスーツをどうすりゃいいんだ?って思ったからだ。
2社目の方は面接して割と良かった。女性社員もいたし、社長もいい感じですぐに採用になった。
だけど私は面接官募集してるユメオトグループの面接も予約していた。私はその旨を素直に伝えて、返事は待って欲しいと言って帰ってきた。そこの社長とラインを交換して、返事はラインすると言った。
そしていよいよユメオトグループの面接…と思った矢先にコロナになった。仕方なく面接を延期してもらった。
元カレのある“一言”が人生を決めるきっかけに
面接を受ける前に、私はある男に相談した。若い頃に付き合っていた元カレである。何故その男に相談したかというと、その男は水商売にも風俗にも精通している職業だからだ。
昔、スカウトマンを題材にした漫画があったのだが、まさにその時代、その男は当時とても有名なスカウト会社でスカウトマンとして働いていたのだ。
その男にスカウトされたことで私たちは知り合い、付き合うことになった。私もその男もまだ当時22〜23歳であった。私はその時既に吉原で働いており、その男はスカウトマンとしてバリバリやっていた。
その男は私をスカウトしてから一週間もせずに初対面だと思って再びスカウトしてきたのだ。
「貴方は私をこないだもスカウトしたけど、覚えてないってスカウトマンとしてまだまだじゃない?」って言ったのが彼の心のツボを刺激したのが、そこから仲良くなり付き合うことになった。
私は当時彼よりお金持ってたけど、彼は私の金を全く目当てにもせず、スカウトマンとしてとても頑張っていた。あの頃が本当に懐かしくて…
今ではその男はその大手スカウト会社の二番手みたいな地位になっており、それ以外でも会社をやり、世間的には成功者である。
その男は私には昔から厳しかった。根が真面目なのだろう。そんな真面目な所が嫌だなと思ってはいたけど…でも、いざ相談する相手には相応しいのだ。
その男はこう言った。もう一社のほうが私には向いてると。昔ながらの風俗店って感じだから馴染みやすいだろうって。
『ユメオト』はTHE企業って感じだよ。って言われた。
ユメオトは「健康診断」まで完備された優良企業だった
その男の言った言葉の意味は、ユメオトグループに入ってみて理解できた。色んなシステムがあり、分業されていて、福利厚生もしっかりしている。
その男が言うように、まさにユメオトグループは企業だと思った。システムも福利厚生も一昔前の風俗店では考えられない。きっとここまでしっかりしてる風俗店は今だってそう多くはないはず。なるほどね…って本当に思った。
私は面接官希望で入社したが、店舗運営スタッフとしての現状に満足している。むしろ「このままがいい」とすら思っている。なぜならば家庭がある今、こちらの方が面接官よりもスケジュールの調整がしやすいからだ。
今日なんて、健康診断までやってきたのだ! 風俗の会社で健康診断なんてあると思ってなかったし(笑)それを真面目に受けてきた私って…本当に真面目!!!
健康診断の後、毎月恒例のネイルサロン。その後、代官山からてくてく歩いて恵比寿駅に行く道中で良さげな居酒屋見つけちゃった!!! 今日は帰って自炊するつもりだったけど、夫が今日いないから寄ってこうって思って今年初の一人飲み〜〜!
私の好きなメニューが沢山あったから思わず入った。大正解!!!そしてほろ酔い気分でこのブログを書く。
スカウトマンのその後
しかし、スカウトマンのその男はというと、成功者ではあるが本当に幸せなのかどうかはよくわからない。
数年前に元ハーフモデルの若い女と結婚してタワマンに住み、贅沢三昧な生活をしていた。負け惜しみではなく全く羨ましいと思えなかった。
見栄とステイタスを求めるモデルの女は所詮お飾りでしかない。確かに私なんかより素敵な女だろうけど、あの男があの手の女と本気で幸せになれるはずがないのだ。
私はいぢわるかもだけど「ざまぁ見ろ!」と思ってる(笑)
毎日の通勤であの男が今住んでいるタワマンが電車の車窓から見えるのだ。誰もが憧れるタワマンかも知れない。私だって住みたくないと言えば嘘になる。
でもあの男は今離婚して一人寂しくあのタワマンに住んでるのかと思うと少し気の毒だが、金があるだけまだ幸せだなと思う。
あの男の座右の銘は「幸せをもたらすのは金ではない、沢山の金である」なのだ…あの頃の彼からは想像も付かない言葉だ。
障害者の妹を思い、大学も学生ローンで、そして大手証券会社に就職したのにケツ割って研修から逃げ帰ってきて、キャバクラのボーイ、そしてスカウトマンとして見込まれてそこからトントン拍子に出世したけど。
私はというと、彼と別れてから悪い事三昧…それなりに散々楽しんたけど。それでだいぶ遠回りもして、30代はほとんど社会とは隔離され…。
でも今はこの会社に入って更生して、いい仲間に恵まれ、家庭も安泰。人の人生ってトータルしたらプラマイゼロなのかな?よくわんないね…
かたや月給500万超えでタワマン暮らし。かたやユメオトで堅実に普通に暮らしてる。でも私は隔離されてた30代の日々に比べたら今がとても幸せ。そもそも隔離されてたのも自業自得だしね(笑)
それ考えたらタワマン暮らしなんて、素敵だし羨ましいけど内容次第…ステイタスなんて手に入ってもその後はその人次第なのよ。きっと私はそんなステイタスを手に入れる生活より、自分に正直に身の丈に合った生活してるのが一番だ。
毎日あの男の住んでるタワマンを通勤で見る度に複雑な気持ちになる。あの時私達別れなかったらどうしてたんだろう…? このタワマンに住んでいたのか? もしそうだったら私も離婚してたかもしれないね。
企業だからこそ出会えた仲間。平穏な生活
って事で、私がこの会社「ユメオトグループ」に決めた理由。その男の一言。「あの会社は企業だよ」その言葉でここを選んだ。むしろ私には向かなそうな感じの風俗店。入って数カ月は本当に向かないと思ったけど、今ではすっかり依存しています(笑)
休みの日でも第二の夫の上司にラインしたり、大好きな同僚の海野ちゃんにラインしたり…寝ても覚めても私は今はユメオト中毒!かっかっか(笑)
それもこれもあの男のおかげかもね。若い頃の色んな思い出と共に私は今、ここの仲間と共に挑んでいます。
私はこれから会う未来の同僚とどんな未来があるのかな?ってとても楽しみにしています。
私がこの会社に決めた5%の理由は社長がイケメンだからと前回のブログで書きましたが、それ以外の95%は元カレにあります。人は前向きな事だけではなく、たまには昔を振り返って、元カレや元カノ、そして昔の友達と連絡を取ってみるのも良いのかも。
そのおかげで私は今ユメオトグループで受付として充実した毎日を送らせてもらっています。
今日はネイルの帰りに今年初の一人飲みできたお店、恵比寿の「いっちょかみ」のおかげでこのブログもスラスラ長々と書けました。恵比寿に来たら是非寄ってみてください。今日食べたメニューの画像を載せておきます。
ではこれにて!2024年も私に関わる全ての人が健康で幸せであります様に…