こんにちは、経営戦略室のやまもとです。
海外を旅するのが好きで、これまで83ヵ国を訪れてきましたが、マダガスカルを最後に、しばらく“新しい国”には行けていませんでした。
そんな中、2026年。久しぶりに未踏の地を訪れることができたので、その旅の様子をお届けします。
メキシコシティ

メキシコの首都メキシコシティは、標高約2,200mに位置する世界有数の高地都市で、その高さは首都の中で世界5位だそうです。人口約900万人を擁する巨大都市で、アステカ文明の遺跡や世界遺産の街並みと現代文化が融合した活気あふれる都市です。
日本との時差は−15時間。成田空港からは玄関口となるベニート・フアレス国際空港まで直行便で約12〜13時間と、距離の長さも感じさせます。日中は日差しが強く、汗ばむほどの陽気かと思えば、日が沈むと一気に冷え込む――そんな高地ならではの気候も印象的でした。
滞在中は、映画『007 スペクター』のオープニングシーンの舞台にもなった歴史地区ソカロを訪れたり、「テキーラ&メスカル博物館」で飲み比べをしたり(博物館はめちゃくちゃしょぼい!)、メキシコのプロレス「ルチャ・リブレ」を観戦したりと観光を満喫。
さらに、屋台ながらミシュラン一つ星に輝いた「El Califa de León」のタコスを味わい(めちゃくちゃ旨い!)、チェ・ゲバラとフィデル・カストロが出会い革命の計画を練ったとされる「Café La Habana」にも足を運びました(あえて行かなくても良い!)。3泊という短い滞在でしたが、非常に濃密な時間を過ごすことができました。
カンクン

カンクンはメキシコ南東部・ユカタン半島に位置する世界有数のリゾート地で、カリブ海の透明度の高い海と白い砂浜が広がる美しいビーチが魅力です。年間を通して温暖な気候で、リゾートホテルが立ち並ぶ「ホテルゾーン」を中心に観光が発展。近郊にはチチェン・イッツァなどのマヤ文明遺跡やセノーテ(天然の泉)も点在し、自然と歴史の両方を楽しめる人気の観光地です。
カンクンでは、日本人にも人気の「ハイアット ジーヴァ カンクン」に宿泊。今回初めて、アダルトオンリー(大人限定)かつオールインクルーシブのホテルに3泊しました。滞在1日目は、ホテル内のプールやプライベートビーチでゆったりと過ごし、ビーチリゾートを満喫しました。
滞在2日目は「セノーテ」と「チチェン・イッツァ」を巡るツアーへ参加しました。
セノーテとは、メキシコのユカタン半島に多く存在する天然の泉で、石灰岩の地盤が崩れて地下水が現れたものです。古代マヤ文明では「聖なる泉」とされ、生活用水だけでなく儀式の場としても重要視されていました。透明度の高い水と神秘的な景観が特徴で、現在はシュノーケリングやダイビングスポットとして人気があります。
チチェン・イッツァとは、メキシコ・ユカタン半島にある古代マヤ文明の都市遺跡で、世界遺産にも登録されています。代表的な建造物「エル・カスティージョ」は、天文学や暦の知識を反映したピラミッドとして有名です。かつて政治・宗教・交易の中心地として栄え、現在も多くの観光客を魅了しています。
朝6時頃に出発し、ホテルへ戻ったのは18時過ぎ。ほぼ丸一日かけて観光するハードスケジュールなツアーでした。
セノーテ

まず最初に立ち寄ったのは、朝ごはんの屋台タコス。これが想像以上のおいしさで朝から一気にテンションが上がります。メキシコを訪れた友人たちが「タコスは本当に美味しい」と口を揃えていた理由を、ひと口で納得。現地ならではの味に、ツアーのスタートから心をつかまれました。
その後に訪れたセノーテはドス・オホス(Dos Ojos)と呼ばれるセノーテ。「2つの目」という意味の名前の通り、2つの巨大な水中洞窟がつながっています。透明度抜群の地下水と神秘的な鍾乳洞が広がり、まるで別世界のような美しさ。ここではシュノーケリングを楽しんだのですが、光が差し込む幻想的な景色と水の透明度は忘れられない思い出となりました。
チチェン・イッツァ

次に立ち寄ったのはテキーラ農園。広大な敷地いっぱいにアガベが並ぶ景色は圧巻で、「これがテキーラの原料なんだ」と思うと一気にメキシコらしさを感じます。
そしてユカタン半島のジャングルをさらに進んでいくと、突如として現れるチチェン・イッツァ。マヤ文明の高度な天文学や建築技術が詰め込まれた遺跡は、千年以上前につくられたとは思えないほど精巧。歴史や世界遺産が好きな人はもちろん、そうでない人も、一度は訪れてほしい特別な場所です。
帰りは、パステルカラーの建物が並ぶ可愛らしい街・バジャドリドへ立ち寄り、少し遅めのランチタイム。案内されたのは、ユカタン料理を楽しめる小洒落たレストランでした。雰囲気も良く、旅の締めくくりにぴったり……だったのですが、ここで事件発生。パプリカだと思って勢いよく口に入れたものが、まさかのハバネロ。次の瞬間、口の中が大炎上して本気で涙目に。メキシコの洗礼をしっかり受けた忘れられないランチになりました。
イスラ・ムヘーレス

そして最終日。「イスラ・ムヘーレス」へ足を延ばしました。
イスラ・ムヘーレスは、カンクン沖に浮かぶ小さなリゾートアイランドで、透き通るようなカリブ海の美しさが魅力の人気スポットです。島内はゴルフカートでのんびり巡るのが定番で、カラフルな街並みや白砂のビーチが南国らしい雰囲気を演出しています。特に「プラヤ・ノルテ」は世界でもトップクラスの美しさを誇るビーチとして有名。ゆったりと流れる時間に癒される、カンクン旅行でぜひ訪れたい島の一つです。
この島こそ、タイトルにも書いた「憧れの島」。
20年前、ドライバーとして働いていた頃、誕生日プレゼントとしてキャストさんから一冊の本をもらいました。
その本は、高橋歩さんという家族4人(奥さんと子供二人)で世界を旅していた方が書かれた一冊。当時から自分は「いつか世界一周をしたい」とよく話していて、その事を覚えていてくれたキャストさんが贈ってくれた本でした。
そして、その本の中で“バックパッカーの聖地”として紹介されていたのが、この「イスラ・ムヘーレス」。ページをめくりながら、「いつか必ずここへ行く」と心に決めた場所です。
あれから20年。まさか本当に自分がこの島に立っているなんて、不思議な気持ちと同時に、大きな達成感で胸がいっぱいになりました。
おわりに
夢や、やってみたいこと、行きたい場所、欲しいもの。どんな小さなことでも、言葉にして誰かに話したり、発信したりすることは大事だなと思っています。
「いつか世界一周したい」「イスラ・ムヘーレスに行ってみたい」――そんなふうに口にしていたからこそ、本をもらい、その場所を知り、そして20年後に本当に来ることができたのかもしれません。実際に今回の旅行は自分で叶えたというより「運に恵まれた」と言う感じです。
不思議ですが、想いを外に出していると、人との縁やタイミングが少しずつつながっていく。今回の旅は、そんなことを改めて感じさせてくれました。
……ということで、これもユメオトグループのお陰!という少し強引な締めくくりで終わりたいと思います。笑
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