横浜エリアドライバーのK.Tです。
しっぽりと飲める大人の街
私はお酒が好きでして、毎晩必ず家で晩酌します。至福の時間ですね。なので休みの前夜は次の日を気にせず、たくさん飲めるので嬉しいんです。
基本、休みは前日の夜に決まるのですが、退勤するのが大体早くても夜10時とか11時。遅いと午前0時を回ることもあります。毎日の労働時間もおまかせにしてるので、その日の送迎の有無で退勤時間も変動します。
この遅い時間の場合、コンビニでつまみを買って帰り、家飲みします。
しかし、たまに早めの7時や8時ぐらいに終わってしまい、次の日は休みだよと早々と決まってる時があります。そんな日は夕方ごろからソワソワしてしまいます。どこかへ飲みに出かけなければと。
友達に連絡してタイミングが合えば一緒に飲みに行けますが、なかなかそうはいかない。そんな時はひとり飲みです。行くのは関内の飲み屋街。
自宅からは野毛や福富町、伊勢佐木町のほうが近いのですが、この辺はどうも敬遠してしまいます。野毛などはここ何年かでガラッと変わってしまい、すっかり観光地化してしまいましたね。
土日辺りは観光客っぽい人々がどっと押しよせ、ガヤガヤと騒がしい。店先にテーブル並べてみんな外で楽しそうに飲んでる。ひとり飲みにはきつい雰囲気です。
その点、関内の飲み屋街はしっぽりと飲める大人の街って感じが好きです。まぁ、その分値段も張る店が多いですが。
ひとり飲みだと決まって行くのが『Dining 京』と言うお店。京と書いて「けい」と読みます。
雑居ビルの3階にひっそりとあり、通りには看板もない隠れ家的なお店です。
福井県永平寺町の地酒『黒龍』
マスターが以前働いていたお店からの付き合いで、独立してこちらがオープンした時から通ってます。美味しい刺身や料理と日本酒やワインなど、品ぞろえ豊富でいつも楽しませてもらってます。
店に着いたらカウンターに座り、ビールで喉を潤します。
続いてはお刺身の盛り合わせに日本酒をいただきます。
頼むのは決まってこのお酒。福井県永平寺町の地酒『黒龍』の大吟醸を一合頼みます。
曹洞宗の大本山、永平寺の近くの蔵元ですね。口に含むとキリっと辛いながらもほんのり甘みも感じ、後味はスパッと切れていきます。このキレの良さが黒龍の好きなところ。ベターっと口の中に残るのは好みではないです。
刺身は少しずついろんな種類を出してくれます。マスターが釣り好きでご自身が釣った魚を出してくれる時もあります。今日は少なめにしてもらいました。
だからお金が貯まらない
続いては『黒龍』のもうちょっといいやつをワイングラスに0.5合いただきます。吟風って書いてあります。北海道産の吟風というお米を40%まで磨いて仕込んだお酒らしい。初めて飲みます。
合わせるのはアンコウのから揚げとマカロニサラダ。お皿や盛り付けが凝っていて見た目も楽しめますし美味しいです。
最後に頼んだのはこれも福井県のお酒、加藤吉平商店の『梵』、その中でもグレードの高い「団」というお酒です。お米を20%まで削った高精米歩合の高級品です。こちらも0.5合。
これも辛口の部類に入ると思いますが、先ほどの黒龍よりは甘く味も濃い感じ。また、口に含んだ時、鼻に抜ける独特の香りがたまらなくいいんです。
普段はもう少し食べて飲みますが、今日はこれにて終了です。このまま大人しく帰ればいいのですが、周りには高級クラブやキャバクラがたくさんある。
お金が貯まらないのは、この身の丈に合ってない遊びに原因があると明白なのですが、この日も誘惑には勝てず大金を使って帰りました…。