錦糸町エリア店舗運営スタッフ・いとうです!
首都圏のデュアルシート車両
ここ数年どこに移動するにも車を使ってしまい、最近は徒歩圏内のコンビニですら歩いてません。不健康生活に拍車がかかってます。。。
この前、ひさしぶりにスマホのヘルスケアを開いて、歩数を見てみると1日1000歩とかありましたが、パチンコ屋に入りびたっていた日でしょうか。
たぶんヤバイですよね?昔はそんなことなかったんですけどね〜。
以前、鉄道好きだった時期があり、乗りたい電車に乗るための移動は電車移動と徒歩が基本でしたが、まったく苦ではなかったです。
デュアルシート?って言うんですかね。そういう系の座席が好きで、休日とかにはよく乗りに行ってました。
そんなわけで懐かしくなって、ちょっと調べてみました。興味ない人からすると、あまり面白くないかもですが、首都圏で導入しているところもあったので、デュアルシート車両を導入している路線を紹介してみようと思います。
ちなみにデュアルシート車両というのは、ロングシートとクロスシートの切り替えができる車両です。地方に多かった感じですが、最近は首都圏でも増えてきてるみたいですね。
東武鉄道のTJライナーとTHライナー
最初に紹介するのは、関東地方で最も早くデュアルシート車両を導入した東武鉄道のTJライナーです。デュアルシート車両は、マルチシートや座席転換車両とも呼ばれています。
TJライナーは平成20年に導入された50090系車両で運行されており、首都圏のデュアルシート車両の先駆けと言ってもよいでしょう。
導入された当時は座席指定制ではなく、座席定員制で運行されていました。
ちなみに座席指定制というのは、1両目の1A席に座ってくださいという感じで、あらかじめ座席が決められているシステムです。座席定員制というのは、1両目に乗ってくださいという指定はあるものの、1両目であればどこの席に座ってもよいというシステムになります。
平成31年に現在の座席指定制に変更になりました。はじめは夜の下りのみで運行されていましたが、平成28年からは上りの運転も開始されました。
TJライナーの特徴として、上りと下りで停車駅が異なる点が挙げられます。下りは池袋を出ると、ふじみ野、川越、川越市、坂戸、東松山から各駅に停車します。
それに対して上りの場合には、川越市には停車しません。
東武鉄道は東上線以外にも、スカイツリーラインの愛称がある伊勢崎線でもTHライナーというデュアルシート車両の列車を運行させています。
THライナーは東武伊勢崎線から東京メトロ日比谷線に直通するのが特徴で、7両編成での運転となっています。下りは久喜始発の恵比寿行き、上りは霞ヶ関始発の久喜行きなのが特徴です。
THライナーが導入されたのは令和2年からなので、まだ新しいライナーだと言えるでしょう。
東武伊勢崎線は、私鉄では最も長い複々線区間があり、日比谷線はすべて各駅停車なので、真ん中の緩行線を走ります。
THライナーは通過駅があるので、日比谷線に直通しない列車と一緒に外側の急行線を走行するのですが、日比谷線に直通するために途中の西新井と梅島の間で、急行線から緩行線に転線するという珍しい光景を見ることができます。
京王電鉄の京王ライナー
京王電鉄にもデュアルシートのライナーが通っています。名前はシンプルに京王ライナーとなっており、平成30年から運行を開始しています。
当時は夜の下りのみで、新宿から京王八王子までと、新宿から橋本まで運行されていました。現在では朝の上りでも運行されていますし、休日も運行されています。
休日は高尾山口行きも運行されており、Mt.TAKAO号という名称になります。
当初は新宿から高尾山口までノンストップだったのですが、現在では明大前にも停車しています。
上りもMt.TAKAO号が運行されていますが、上りはほかの京王ライナーと同じ停車駅となっています。
車両は新5000系が使用されており、ライナーとして運行されているだけではなく、各駅停車や快速などで運行されることもあるのは、ほかの鉄道会社と一緒です。
東武鉄道と京王電鉄の話だけで、ずいぶん長くなってしまったので、続きはまた次回にしたいと思います。