こんにちは。女性店舗スタッフの海野ちゃんです!
前回、前々回でミニマリストを目指していると書かせて頂きましたが、ミニマリストになったきっかけのひとつに登山があります。
結婚していたころ、登山にハマりよく夫とふたりで山梨や茨城などの関東圏の山に日帰りで登っていました。
登山から防災対策へ
登山を始めた当初は運動とは無縁だった私ですが、少しずつ道具を揃え、2年ほどで山小屋で1泊できるほどの登山ギアを集めました。その際に気づいたのが、登山で使うアイテムがそのまま防災に役立つということです。
最近では「非常用持出バッグ」や「防災道具を揃えましょう」といった言葉をよく目にしますが、日頃から防災マインドを育てることのほうが大事だと感じています。登山はまさにその防災マインドを養うのにぴったりです。
登山ギアが防災にも役立つ理由
例えば、登山靴は険しい道を歩くために底が固く、足首を固定する作りになっているので、災害時にも安定した歩行が可能です。
また、メリノウールのインナーは薄くて軽いのに驚くほど暖かく、冬の寒さにも強いです。エマージェンシーシートやガスバーナー、行動食もそのまま災害時に活用できます。
登山では天候やルート、体力を考慮した計画が不可欠です。災害時も避難経路や避難場所を事前に確認し、家族と共有しておくことが大切です。そして登山時の食料や水、応急処置用品の準備は、防災対策にそのまま活かせます。
柔軟な思考が生存率を高める
登山では、悪天候や怪我などの予期せぬ事態に迅速な判断が求められます。災害時も同様で、冷静な判断と迅速な行動が重要です。自分の身を守るために自己判断で行動する力が求められます。
また、登山では連絡が取れない状況を想定し、緊急時の対応をあらかじめ決めておく必要があります。災害時も同じく、連絡が取れなくなることを考え、集合場所や連絡手段を確認しておくことが大切です。
そして、登山ではチームワークが生死を分けることもあります。災害時も、家族や近隣住民と協力することで安全性が高まります。
日常生活にも役立つ登山の教訓
登山中にパニックになることは命取りです。災害時も同じく、冷静さを保ち、状況を客観的に判断することが生き延びるために必要です。また、登山では長期間耐える力が必要なこともあり、災害時も同様に、復旧までの時間を耐え忍ぶ心身の準備が役立ちます。
最近、YouTubeで遭難者の生還劇を見ることが多いのですが、これもすごく勉強になります(笑)。
日頃から柔軟な思考を身につけ、登山を通じて災害時に備えるマインドを養っておくことが重要だと感じています。
登山はおすすめですよ!書いていたらまた山に登りたくなってきました(笑)。9月になったら、まずは陣馬山にでも行ってみようかと思っています。