【雨の日の源流釣行】情報強者のお天気対策!国土交通省の『川の防災情報』が役に立つ

システム開発チームの飯豊です。
週末は川でキャンプや釣りに行く予定だったけど、雨予報と知ってどうしようか迷ったことありますよね?
雨の中での山や川、沢登りは大変だし、危険な目には遭いたくないと思う人もいるでしょう。でも、家の付近で雨が降っていても、山や川など遊びに行く場所では雨が降っていないケースも実はよくあります。それで、「あーあ、行けばよかった!」って思うことも多いでしょう。

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国土交通省の『川の防災情報』が役立つ

そんな時は、国土交通省の『川の防災情報』で調べるといい。日本中に雨を計る機械がたくさんあって、全国各地の雨量観測情報が提供されている。

その情報をインターネットで見るための方法は?

  1.  国土交通省『川の防災情報』のWebサイトにアクセス(http://www.river.go.jp/)
  2. ページ上部に表示されている地域の一覧から、目的地に近い地域を選択。または、左側のメニューから「テレメータ」を選択
  3. 次に表示される画面の下部に「テレメータ雨量・水位・水質・積雪」のマップがある。このマップ上で目的地付近をクリック
  4. 詳細な観測所選択画面が表示。ここには雨量観測点と水位観測点がマップ上に表示されている
  5. 適切な観測点を選択。「テレメータ雨量」のページが表示され、その観測点の降雨情報が確認できる

『雨量観測情報』の見方の注意点

雨の量は「1時間ごと」と「10分ごと」で見ることができる。

「10分ごとで0.0mmでも、毎正時まいしょうじでは1.0mm」っていう場合もあるんだけど、これは10分ごとには0.9mm以下の雨が降ってるってこと。

また、「累加雨量」というのは、これまでに降った雨の合計。それが増えていなければ、雨があまり降ってないってこと。

でも、雨の量が毎時1~2mmでもそれがずっと続いているのか、それとも時々降ってるだけなのかで、山や川へ行くかどうかは変わってくる。その辺りはちゃんと確認する必要がある。

そして、その場所だけでなく、近くのほかの場所の雨の情報も見て比べることが大切。すべての場所で同じように雨が降ってるとは限らないから。

ちなみに「1~2mmの雨」というのは、1.0mmから2.9mmまでの雨の量を指す。2.9mmの雨は実際にはほぼ3mmの雨で、たくさんの雨が降っているってことだから注意が必要。

さらに、もし雨が0.9mm以下だったら、ウェブサイトでは0.0mmと表示されるので、ちゃんと見ないと。また「1mmの雨」というのは、1平方メートルの場所に1mmの雨が降った量を意味する。3mmの雨が降り始めると、「わあ、すごい雨だな!」と感じることが多い。だから、20mmや50mmの雨が降ると、それは本当に大雨で危険すぎるということがわかる。

それぞれの雨を計る観測点のページは、お気に入りに保存しておくと便利。よく行く山の近くの観測点のページを保存しておけば、いつでもその場所の雨情報をすぐに調べることができて、雨量の推移、動向を見て、増水予測もできる。

ただし機械が故障していたり、閉じていたりすることもあるから、複数の観測点の情報を比較することが大切。

僕たちが山登りや渓流釣りに行く時、この雨の情報がすごく役立っている。雨の量がどう変わっているかを見て、それによって行動を決めると良い。

雨の日の源流で魚は釣れるのか?

ところで、雨の日にわざわざ山に行って、沢を遡行して、岩壁や滝を登攀して源流にまで行って魚が釣れるのか?

晴天続きのあとの雨とか、場合にもよるが、結構釣れる時もある。まあ、釣れなくてもそれなりに楽しいけれど。

  • 適性水温になりやすい(8~18℃前後):適性水温になると、多くの魚の活動性が上がり、エサを探しやすくなる可能性がある
  • 人の気配が察知されにくくなる:雨が降ると、水面が揺れるため人の動きや、日差しによる人影もなく、音も魚に察知されにくくなる可能性がある
  • 餌が多く流される:雨が降ると、魚のエサとなる昆虫や他の生物が流されることが多くなる。これは魚にとってのフードソースが増えることを意味し、それに反応して釣り師のエサに飛びつく可能性がある
  • 気圧の変化で魚の活性が上がる:雨が降る前や降り始めると、気圧が変わることが多い。一部の魚はこの気圧の変化に敏感で、気圧が下がると活動性が上がることがある

ただし、これらの要素がすべての魚に当てはまるわけではなく状況にもよる。また、雨が降ると水位が上がったり、流れが速くなったりすることがあり、それが釣りの難易度を上げることもあるので、安全面も考慮するのが最重要ですね。

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この記事を書いた人

手付かずの自然の中で『バックカントリー瞑想』にハマって、生きる力が漲ってきている今日この頃。
山・海・川など自然の世界に溺れることは、心の悩みの解決、潜在能力の開発、創造力の開発にも役立って、日々の仕事も楽しんでいます。

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