こんにちは。五反田店舗運営スタッフの「タカティン」です。
突然ですが、私はパズルゲームが好きです。移動時間の電車の中。休みの日の、何もないぼんやりした時間。朝起きて仕事に行くまでのほんの数分。
そんな隙間の時間があると、ついパズルゲームを起動してしまいます。
以前このブログでも紹介したHumanityというゲームがあるのですが、私はこれにかなりハマってしまい、ついにすべてクリアしてしまいました。
しかしそこから問題が発生します。
次にやるパズルゲームが見つからない。これだ!と思える作品がなかなか見つからないのです。
次の一本を求めて彷徨う日々

次の相手を求めて、App Storeで見つけたパズルゲームを片っ端からプレイしてみる日々。しかし色々試すうちに、だんだん別の疑問が湧いてきました。
「自分は結局、どんなパズルゲームが好きなんだろう?」
ストーリーがあるもの。キャラクターが出てくるもの。演出が派手なもの。ルールが複雑なもの。
いろいろ触れてみましたが、どれもしっくり来ない。パズルゲームが好きなはずなのに、自分の好みがよく分からなくなるという不思議な状態になってしまいました。
ChatGPTと見つけた、自分の好みの正体

こんな時に頼りになるのがChatGPTです。
今まで自分がハマったゲームを伝えたり、どこが面白かったのかを話していくと、それを整理して「こういうタイプが好きなんじゃないですか?」と提案までしてくれる。まるでゲームソムリエのような、神AIです。
色々話していくうちに、ひとつの結論にたどり着きました。
どうやら私は、ルールもデザインもシンプルなパズルゲーム、そして難しすぎず簡単すぎない絶妙な難易度のゲームが好きらしいのです。
派手な演出はいらない。ストーリーも別になくていい。ただ純粋に、パズルを考える時間が楽しいゲーム。
人と話していると、自分では気づかなかった好みに気づくことがありますよね。(相手はAIですが。)
引き算の美学「Klocki」との出会い

そんな流れでいくつかおすすめを提案してもらい、その中でも特に興味を引かれたのが「Klocki」というゲームでした。
実際にプレイしてみてまず感じたのは、このゲームがとことん引き算で作られているということです。
パズルゲームにありがちな要素――戦闘、ストーリー、スコア、時間制限、派手な演出。そういったものが、驚くほど徹底して削ぎ落とされています。
パズルを解いて敵と戦うシステムはありません。時間制限もありません。ステージ数の表示すらないので、自分が今どれくらい進んでいるのかも分かりません。
ただ、静かにパズルが現れ、それを解く。そして次のパズルが現れる。それだけです。
しかし、この「それだけ」が実に心地いい。
触って理解する、説明書のないゲーム

このゲームの難易度も絶妙で、難しすぎず、簡単すぎない。少し考えると「あ、そういうことか」と分かる。でも適当に触っているだけでは解けない。
このバランスがとても良くて、つい「もう一問だけ」と続けてしまいます。
そしてもう一つ驚くのが、説明書が存在しないことです。チュートリアルも、文章によるルール説明もありません。
ゲームを始めると、いきなりパズルが置かれます。最初は少し戸惑うのですが、触っているうちに「こういうルールなのか」となんとなく理解できてしまう。これがとても気持ちいい。
ルールを読むのではなく、触って理解するゲームなのです。昔からゲームの説明書をあまり読まない私にとっては、これ以上ないほど相性のいいゲームでした。
削って、削って、削りきった先にあるもの

見た目もとてもミニマルです。白を基調にしたシンプルな画面。控えめで心地よい音。静かに配置されたパズル。
余計なものがないからこそ、パズルそのものの面白さが際立っています。
最近はゲームでも映画でも本でも、「足し算」で魅せる作品が多い気がします。要素を増やす。演出を派手にする。情報量を増やす。それはそれで楽しいのですが、このゲームは真逆です。
削って、削って、削りきる。その結果、残ったのがパズルの面白さそのものでした。
遊びながら、ふと「これは引き算の美学だな」と思いました。
派手さはない。でも、静かに面白い。
生活の隙間にぴったり収まるゲーム

電車の中で少し遊び、夜に少しだけ進め、また次の日も少し触る。そんなふうに生活の隙間にぴったり収まるゲームです。
しばらくはこのKlockiと過ごす日々が続きそうです。
もし「シンプルなパズルゲームが好き」「難しすぎない、でもちゃんと考えるゲームが好き」そんな人がいたら、ぜひ一度触ってみてほしい作品です。
きっと静かに、長く付き合えるゲームだと思います。




