システム開発チームのSasamiです。
毎日倒れそうな暑さですね。今年もまた、最も暑い夏を更新する見込みだそうです。こんな暑い日には、クーラーの効いた部屋で冷えたビールを飲みたいところですが、禁酒中のため自宅では我慢です…。
さて、以前も何度か話したAIについてですが、今回も私の気になった最近のAI事情を紹介させて下さい。夏にちなんで私の好きなオカルト目線多めで。
AI画像生成で出現する謎の女性
最近と言いつつ既に1年以上前の話題ですが、とあるライターさんのツイート、、、もといポストがバズっていました。それは「青木ヶ原(AOKIGAHARA)」をAI画像生成で描いてもらうと、定期的に謎の女性が生成されるというものです。しかも毎回同じ女性です。
真偽は不明ですが、AOKIGAHARAという文字列で関連する人物の画像も学習していることが原因ではないかという説が濃厚です。AOKIやGAHARAで画像検索するだけでも多くの人物画像が表示されるため、AIが曖昧な判断をしているのではないかと言われています。
AI画像生成は、精度がぐんぐん上がってはいますが、指示(プロンプト)が的確でないと無機質だったり、指が6本生えていたり、顔がクリーチャーのようだったりと、不気味な画像を生成することもあるあるです。
でもなんだかガラケーでの都市伝説〜Siriの怖い回答ときて新たな都市伝説として語られそうな話題でオカルト好きとしてはこういうのはワクワクしますね。
題材がAIというところが令和らしくてポイント高いです。
ホラー音楽もAIでお手軽に
1年前のブログでは、音楽生成AIはまだ使い物にならないと強がっていましたが、音楽生成の精度もしっかりと進化していました。
この2つの音楽生成AIサービスは特に注目しています。使い方は画像生成AIと同じく、プロンプトに作りたい楽曲のジャンルや雰囲気を入力して生成するだけです。オプションでインストか歌モノかの設定や歌詞を入力することもできます。歌詞は日本語にも対応しており、もちろん日本語で歌ってくれます。
昔の音楽生成AIは無料のBGM音源やループ音源の繋ぎ合わせ(しかも低クオリティ)という感じでしたが、今ではそのレベルを超えていると思います。そのまま使うのはまだ微妙ですが、少し手直しすれば商用レベルに落とし込めるところまで来ています。
そして、プロンプト次第ではホラーな楽曲や神秘的な楽曲も生成可能です。
自分で生成したとびきりホラーな曲を聴いて涼んでみるのはいかがでしょうか?笑
ついに登場!AI動画ストリーミング
サンフランシスコのスタートアップ企業Fable Studioが新たな動画配信サイト「Showrunner」を発表しました。このサイトはNetflixのようなプラットフォームで、映像制作者やクリエイターによるテレビ番組が配信されます。
注目すべき点は、視聴者が追加のエピソードを観たいと思ったら、AI技術を活用して自身がエピソードを制作できるということです。さらに、制作したエピソードが審査を通れば、正式採用され、制作者は収益を得られるそうです。
まだ早期アクセス段階で予告編や仮の1話などしか見れませんが、現時点では正直クオリティには違和感があります。動きやボイスなどにまだまだ改良の余地がありますが、凄まじいスピードで進化を続けるAIですので、いずれは自分の好きな展開を自分で手軽に制作する時代に突入するかもしれません。
Netflixがホラー映画をAIに学習させて作った「Mr. Puzzles Wants You To Be Less Alive」というAI短編ムービーもあります。最速のネタバレですが、実はジョークで、人間が脚本を書いた風刺動画らしいのですが、冗談ではなくAIが追いつくのも時間の問題かもしれません。
ユメオトグループはこの先も見据えてITにも大きく力を入れています。
私自身システム開発という仕事に携わっていますが、AIはもはや仕事でもプライベートでも欠かせない存在となっています。
この先AIに仕事が奪われていく、なんて危惧も世論ではなされていますが、どの業界もAIとうまく共存していけば更なる躍進ができるのではないかと思います。
まだ見ぬ未来の進化に期待です。