こんにちは。錦糸町エリアドライバーのジャンボです。
織田信長の最後の言葉?
「人間五十年
下天の内をくらぶれば
夢まぼろしの如くなり
ひとたび生を得て
滅せぬ者のあるべきか」
これは織田信長が本能寺で明智光秀の謀反にあい、死ぬ間際に舞ったと言われる『敦盛』の歌です。
下天と言うのは天界を指す言葉で、その天界は我々の住んでいる世界とは時間の流れが違う壮大な世界です。
そんな下天と比べれば、人の一生なんて夢や幻のように儚いものだ。この世に生まれてきた者は、必ずいつかは死に滅びていくものだ…という意味です。
織田信長は納得した死を迎えたのでしょうか?全国統一に向けて躍進しているさなかでのこと、志半ばだったので無念だったかとは思いますが、最後には「それも人生」と納得した死を迎えることができていたらいいのですが(願)。
自分の人生50年を見つめ直す
昔の人たちは人生50年だったのが、現代では医療の飛躍的な進歩、そして健康的な食生活によって今や人生100年時代が来ています。
さて、私事ですが50歳になりました。戦国時代で言えばもう死んでいてもおかしくない年齢です。そして現代で言えば、人生の折り返し地点にきました。
50歳になった今、私が今死ぬとして織田信長のように納得した死を迎えられるでしょうか?いやそれ以前に、今までの50年間悔いなしと言えるだろうか?
そんなことを考えた私は、なんと有給休暇を使って京都へ行ってきました、いざ本能寺へ…。ドライバーだけに車で…4時間半かけて(笑)。
現在の本能寺は、「本能寺の変」が起こった場所とは違ってまして、三条坊門(今の御池)に移っています。自分の人生50年を見つめ直すために、もちろん本能寺参拝をしてきました。
ゆっくりと座禅をくみ、静かな時間の中で自らを見つめ直し、先斗町でぼったくりにハマりましたが、楽しい2日間でした。
笑って悔いなしと言えるように…
自分としては、あと12年頑張ったら納得できた人生だったと、笑って死ねるのではないかとの結論に至りました。
さぁあと12年、笑って悔いなしと言えるように、死ぬ気で仕事がんばります。
なかなか日々の慌ただしさに忙殺されて、自分の人生を振り返ることは難しいと思います。
お店のスタッフのみなさんも若いし、今はがむしゃらに働いておられるとは思いますが、ぜひ50歳の誕生日には自分の人生を振り返っていただきたい。
そして、この先の50年をどのように生きていくのか考えていただけたら、素敵な人生を過ごすことが出来るんじゃないかなと思いました。
偉そうなことを言える立場ではないのですが、こんなことを考えつつ、充実した人生を送れるように頑張っているドライバーが錦糸町にはいますよ。